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トッパンフォトマスク朝霞工場、彩の国埼玉環境大賞「優秀賞」を受賞

ホトケドジョウやキンブナなどの絶滅危惧種を10年にわたり敷地内で保護育成、 地域の生態系を支えるビオトープの取り組みが高く評価


埼玉県知事公館での表彰式(2024年2月8日)の様子
左から、大野 元裕 埼玉県知事、トッパンフォトマスク 貞廣 和昭、
同 鈴木俊宏、川原 泰博 テレビ埼玉代表取締役社長
©Toppan Photomask Co., Ltd.

 株式会社トッパンフォトマスク朝霞工場(埼玉県新座市)は、「令和5年度 彩の国埼玉環境大賞」において優秀賞を受賞しました。2024年2月8日に埼玉県知事公館で行われた表彰式で、朝霞工場長 貞廣 和昭と同工場技術開発本部環境・付帯チーム 鈴木俊宏が、埼玉県知事 大野 元裕氏、株式会社テレビ埼玉代表取締役社長 川原 泰博氏より表彰状と記念品を授与されました。

 朝霞工場では、敷地内の排水処理施設の池を、地域の絶滅危惧種を保護育成するレフュジアビオトープとして整備するという取り組みを行っており、その活動が高く評価されたことが、今回の受賞に繋がりました。このビオトープは、公益財団法人埼玉県生態系保護協会による技術指導と、埼玉県内の保護団体や有識者との連携のもと、10年にわたり整備・維持管理してきたもので、ホトケドジョウやキンブナなどの希少魚類やハンゲショウなどの希少植物を保護しています。さらに、絶滅や減少が生じた際には、保護した希少種を野生復帰させるなど、地域の生態系を支える機能も併せ持っています。また、学校の環境学習や地域住民への見学会など、生物多様性保全の普及啓発活動にも積極的に取り組んでいます。

 TOPPANグループでは、地球環境課題への取り組みを加速させるため、「トッパングループ環境ビジョン2050」を策定し、その中で生物多様性の保全を重要視しています。その一環として、朝霞工場の環境保全活動が評価され、令和5年度 彩の国埼玉環境大賞で優秀賞を受賞したことは、トッパンフォトマスクが持続可能な社会の実現に向けた取り組みを継続していることの証しとなります。

朝霞工場内ビオトープ
©Toppan Photomask Co., Ltd.

株式会社トッパンフォトマスク 朝霞工場長 貞廣 和昭のコメント

 この受賞は、トッパンフォトマスクの環境保全活動が地域社会やステークホルダーから高く評価されたことを示しています。今後もトッパンフォトマスクは、地域社会と協働しながら、持続可能な未来の実現に向けた取り組みを継続します。また、半導体産業における環境負荷低減は、私たちの責任であり、これからも積極的に環境に配慮した取り組みを推進していきます。

彩の国埼玉環境大賞について

 彩の国埼玉環境大賞(主催:埼玉県・株式会社テレビ埼玉・埼玉県地球温暖化防止活動推進センター)は、環境保全に関する意識の醸成及び行動の促進を図るため、他の模範となる優れた環境保全の取組等を行う県民団体、個人及び事業者を埼玉県知事が表彰するもので、身近な自然の保全活動、省資源・省エネルギーなどの地球温暖化に配慮した活動、資源循環型社会の構築につながる活動、SDGs における環境分野のゴール達成につながる事業、脱炭素や環境負荷低減につながる事業手法や製品を展開した事業などが評価対象となります。